電磁波と認知症の関係

電気はたいへん便利なもので、私たちの生活は電気なしでは成り立ちません。

しかし近年「電磁波」という、人体に悪影響を及ぼすと言われる存在が知られるようになりました。

ここでは「電磁波」とは何か、「認知症」との関係はあるのかについてわかりやすく説明していきます。

電磁波とは何か?

電磁波は大きく分けると「低周波」と「高周波」に分類することができます。

それでは低周波から見ていきましょう。

低周波

低周波には2つの種類があります。

 

●電場・・・空気中も短距離に流れますが、主に物質の表面を強く流れます。

●磁場・・・空気中、物質関係なく全ての物質を通り抜けます。

このように「電場」と「磁場」という性質の異なった電気が波のように伝うので「電磁波」と呼ぶのです。

それでは高周波を見ていきます。

高周波

高周波(マイクロ波)は電場・磁場なんと両方の性質を持ち、遠くまで飛びます。

主に通信に用いられる電波で衛星放送や携帯電話、無線、通信衛星、Wi-Fiなどに利用されています。

電磁波と認知症は関係あるのか?

それでは電磁波と認知症については関係があるのでしょうか?

現時点では可能性の段階であり、はっきりとした因果関係はわかりません。

主に知られている電磁波の身体への悪影響については以下のものが挙げられます。

  • 刺激作用・・・ピリピリ感やチクチク感といった神経や筋などを刺激する作用
  • 熱作用・・・人体に当たると、全身や局所の体温を上昇させる発熱作用
  • 非熱作用・・・上記の作用を引き起こさない、とても低いレベルの電磁放射線によって引き起こされる様々な作用(相互作用)

さらに「電場」「磁場」「高周波」それぞれの影響を見ていきましょう。

電場が身体に与える影響

●皮ふの表面に変化を与える

●自律神経に変化を与える

磁場が身体に与える影響

●内臓疾患の可能性

●発がん性の可能性・・・WHO(世界保健機構)の下部機関であるIARC(国際ガン研究機関)は2001年に50~60ヘルツの極低周波磁場は発がんクラス「2B」としてランク付けをしました。

ちなみに「2B」レベルは「発がん可能性アリ」という分類で、DDTやクロロフォルム、鉛もこのレベルに属します。

高周波が身体に与える影響

●頭痛、発熱、めまいなどの症状

●睡眠不足

●学習能力への悪影響

認知症については、これからということでしょうか。

しかし驚くべき論文が存在します。

なんと電磁波でアルツハイマー型認知症が改善したというのです。

電磁波でアルツハイマー認知症が改善!?

アメリカのゲイリー・アレンダッシュ博士は、長年アルツハイマー認知症の治療法に取り組んできました。

そこで独自の電磁波ヘッドギアを開発。

被験者である63歳以上のアルツハイマー病患者8名を対象に、2ヶ月にわたり、1日2回、各1時間、電磁波ヘッドギアを装着したというもの。

その結果、7名において認知機能の改善が見られたといいます。

まだまだ被験者数が少ないので確実なことは言えませんが、とても興味深い事実ですね。

この博士の研究成果をまとめた論文はこちらで公開されています(英語です)。

このことから考察すると電磁波は悪いだけではなく、良いものもあるということ。

介護マルシェでも、引き続き電磁波と認知症について学んで行きます!